Work 02
常に新しい発見。
職人の仕事は勉強の積み重ね
山下 勝昭 Katsuaki Yamashita
製造サブリーダー
勤続年数12年(2008年入社)
49歳
インタビュー
Q1 前職の仕事内容と、転職の動機を教えてください。
以前の会社も木工の製造業でしたから、職種としては同じになります。ただし前職で扱っていたのは木工のみで、1つの仕事をそれぞれのパートで分担作業していたため、内装にかかわる一連の流れを任せられたのはウエタニに入社してからです。
転職に際しては、自分が納得して仕事ができる環境を求めていました。職人は腕さえあれば、どこででも仕事ができるのが強みです。ウエタニはホームページの募集要項を見て応募したのですが、入社しても納得できなければ別の職場を探そうと思っていました。
しかし、かれこれもう12年。会社が私を認めてくれて、私も自分を活かせる仕事ができているということでしょう。
ちなみに、面接は社長直々にしていただきました。第一印象は物静かな感じに見えたのですが、お話してみると面白い方で「寛容な人物」だと思いました。いつだったか「お客さんに高いお金をもらう以上は、誠意のこもった仕事でないといけない」と言われたことがありました。仕事人として当然のことで、本当にその通りだと思いました。とても記憶に残っています。
転職に際しては、自分が納得して仕事ができる環境を求めていました。職人は腕さえあれば、どこででも仕事ができるのが強みです。ウエタニはホームページの募集要項を見て応募したのですが、入社しても納得できなければ別の職場を探そうと思っていました。
しかし、かれこれもう12年。会社が私を認めてくれて、私も自分を活かせる仕事ができているということでしょう。
ちなみに、面接は社長直々にしていただきました。第一印象は物静かな感じに見えたのですが、お話してみると面白い方で「寛容な人物」だと思いました。いつだったか「お客さんに高いお金をもらう以上は、誠意のこもった仕事でないといけない」と言われたことがありました。仕事人として当然のことで、本当にその通りだと思いました。とても記憶に残っています。
Q2 ウエタニの仕事の魅力はどのようなところでしょうか。
木工だけだった前の仕事と違って、内装一式となると他の資材も扱うことになります。例えば、内装の家具には金属やアクリルも用いられています。初めて扱う資材を研究しながら使いこなしていくのは大変ですけれど、そのぶん、やりがいも大きいですし面白みもあります。
私は基本的に職人の仕事は、どんなことでも勉強の積み重ねだと思っています。高校を卒業してこの道に入り30年以上の経験がありますが、まだまだ知らないことばかりです。新しい人が入社してきたら、きっとまた新たな発見もあるでしょう。皆さんと一緒に勉強していけたらいいなと思っています。
ここしばらくウエタニは新人を採用していないので、長く勤めている人が多いです。その中でも“ウエタニの生き字引”と言われる78歳のベテラン社員は、どんな質問にも的確な答えをくれる頼もしい大先輩です。経験の浅い人でも分からないことがあれば質問できますので、安心して働けるのではないでしょうか。
ここしばらくウエタニは新人を採用していないので、長く勤めている人が多いです。その中でも“ウエタニの生き字引”と言われる78歳のベテラン社員は、どんな質問にも的確な答えをくれる頼もしい大先輩です。経験の浅い人でも分からないことがあれば質問できますので、安心して働けるのではないでしょうか。
Q3 仕事の流れについて詳しく教えてください。
工場の稼働時間は朝8時半から夕方5時半です。一般社員はこの時間に沿って動いていますが、私はフレックス制度を利用して、勤務時間も休日も、お客様のご都合や仕事の進捗状況に応じてスケジュール調整をしています。
営業から仕事を振り当てられると、図面と納期を確認し、どんな資材が必要か考えて発注、業者手配なども自分で行います。時には営業と打ち合わせをしたり、必要があればお客様とお会いすることもあります。
工場で什器を製作する時間と、現場にいる時間の割合は半々くらいでしょうか。季節によって忙しさの波はありますが、残業は滅多にありません。
ウエタニは上司や部下という命令系統がなく、それぞれが仕事を受けて引き渡しまでを行うスタイルです。もちろん新人の頃には誰かの補佐からスタートしますが、慣れてくれば1人で仕事をすることになります。
営業から仕事を振り当てられると、図面と納期を確認し、どんな資材が必要か考えて発注、業者手配なども自分で行います。時には営業と打ち合わせをしたり、必要があればお客様とお会いすることもあります。
工場で什器を製作する時間と、現場にいる時間の割合は半々くらいでしょうか。季節によって忙しさの波はありますが、残業は滅多にありません。
ウエタニは上司や部下という命令系統がなく、それぞれが仕事を受けて引き渡しまでを行うスタイルです。もちろん新人の頃には誰かの補佐からスタートしますが、慣れてくれば1人で仕事をすることになります。
自由度が高いので、自分のペースで仕事を進められるメリットがある一方、時にはそれが自己責任というプレッシャーにもなります。誰かの指示待ちではなく、自己管理能力が求められる社風です
Q4 仕事で最もやりがいを感じることは何ですか。
現場の最終チェックや、什器のメンテナンスで店舗に入ることがあります。そのような場合、お客様が作業をご覧になることがあり、「ステキですね」「かっこいいなぁ」と言っていただくと、職人冥利に尽きます。普段、あまり直接にはお客様のご感想を頂戴することがないので、仕事を評価してもらうのはうれしいです。
また、以前、仕事をさせていただいたお客様から、再びご注文をいただくと「気に入っていただけたのだ」と励みになります。
あとは、人と人のつながりも大切な要素です。
木工職人だった頃は、木に向かい合っていれば良かったのですが、今は管理までを担当していますので、さまざまな業種の方々と協力して作業を進めていくことになります。それが新たな経験を生みますし、技術の幅の広がりにもなります。
また、以前、仕事をさせていただいたお客様から、再びご注文をいただくと「気に入っていただけたのだ」と励みになります。
あとは、人と人のつながりも大切な要素です。
木工職人だった頃は、木に向かい合っていれば良かったのですが、今は管理までを担当していますので、さまざまな業種の方々と協力して作業を進めていくことになります。それが新たな経験を生みますし、技術の幅の広がりにもなります。
もちろん工場の仲間の仕事ぶりからも、教えられることは多いです。うちは人間関係の風通しがいいので気を遣うことが少ないです。ブランドショップの内装は神経を使うことも多いので、その点は非常に助かっています。
Q5 これからの夢と、仕事以外の楽しみを教えてください。
具体的にこれをやってみたい、という希望は特にありません。ただ私はどちらかというと凝ったデザインのブランドショップよりは、飲食の店舗内装のほうが得意だと思っています。滅多には来ない仕事ですが、個人宅を委託で丸ごと任せていただくのも、責任重大ですけどやりがいは大きいですね。
いつか手がけてみたい夢としては、木をふんだんに使った児童公園があったらステキだろうなと思います。実際には遊具は造園のカテゴリーに入るんでしょうが、作る側からしたら楽しそうです。
仕事以外の楽しみは、YouTubeでキャンプや釣りなどアウトドアの動画を観ることです。とは言っても、休みの日に実際に出かけていくことは滅多になくて家にいることが多いです。
そのかわり普段、工場の仲間と一緒に仕事の帰りに食事へ行ったりしています。ウエタニは個人で淡々と作業を進める職場ですが、ちゃんとコミュニケーションは取れています。みんな「モノづくりが好き」という共通点があるからかもしれませんね。
いつか手がけてみたい夢としては、木をふんだんに使った児童公園があったらステキだろうなと思います。実際には遊具は造園のカテゴリーに入るんでしょうが、作る側からしたら楽しそうです。
仕事以外の楽しみは、YouTubeでキャンプや釣りなどアウトドアの動画を観ることです。とは言っても、休みの日に実際に出かけていくことは滅多になくて家にいることが多いです。
そのかわり普段、工場の仲間と一緒に仕事の帰りに食事へ行ったりしています。ウエタニは個人で淡々と作業を進める職場ですが、ちゃんとコミュニケーションは取れています。みんな「モノづくりが好き」という共通点があるからかもしれませんね。